2/11/0020

Barack Obama

“Yes, We Can”



ウィル・アイ・アムが米大統領選で脚光を浴びる民主党の
バラク・オバマ候補のスピーチにインスパイアされて
企画したオバマ氏を支持(意志)を伝えるためにカタチにした楽曲。
タイトルの“Yes, We Can”(そう、我々には出来る)は、
オバマ氏のスローガン。
ビデオを撮影したのはボブ・ディランの息子ジェシー・ディランで、
スカーレット・ヨハンソンやケイト・ウォルシュ、ジョン・レジェンド、
ハービー・ハンコック、二コール・シャージンガーら、
映画、音楽、スポーツ界から多くのスターたちが出演、
オバマ氏とともに“Yes, We Can”のフレーズを繰り返している。

米大統領選の指名獲得で最大のヤマ場となる、
2008年2月5日の<スーパーチューズデー>に
間に合わせるため、レコーディングしたものだという。

ウィル・アイ・アムは
「オバマ氏の演説を聞いて、それほど政治的な人間ではない自分が、
マーティン・ルーサー・キング、ケネディ、リンカーン大統領の“ポジティヴな
改革の時代”を思い出させた。自分たちでも“出来ること”をこの機会に呼びかけたい
ということで制作したんだ」と同時に、「決してオバマ氏に頼まれて
やったことではない。」とも明言している。
また、ウィル・アイ・アムは
「僕の友達、またその友達へと輪が広がり、

短い間に多くの人たちが参加に名乗りをあげてくれたことに驚いた。
通常はレコード会社の戦略絡みで何カ月もかかるところ、
今回は自分たちだけで
たった2日でこの曲とビデオを作ることができたんだ。
もし人間が本当に心を動かされたら、奇跡は起こる。愛や変化を望む気持ちが、
結果を生み出す。僕は“人種”のことを言ってるんじゃない、
“人間”のことを言ってるんだ」と語っている。

アーティストのこういった行動には賛否両論あるとは思うが、
自分たちの感じたことをすぐ行動に移し
楽曲という自分たちの(意志)を伝えるために
自分たちが出来る最善の方法でカタチにし発信する。
楽曲の映像を見ていると楽曲の完成度とかでなくて
参加者の気持ち(ソウル)が伝わってくなぁ〜と感じる。
個人的には、とても人間らしい、文化的な行動な気がする。

「時代ってこうやってつくられてゆくんだぁ〜」なんて思ってしまった。

Producer: will.i.am, Mike Jurkovac Director: Jesse Dylan
Executive Producer: will.i.am, Mike Jurkovac, Fred Goldring, Jesse Dylan, Priscilla Cohen, Sherri Howell
Associate Producer: Sean Larkin, Sarah Pantera, Carol Cohen, Wendi Morris, Scott Spanjich
Artist: Adam Rodriguez, Alfonso Rivera, Amaury Nolaseo, Amber Valetta, Auden Mccaw, Anson Mount, Austin Nichols, Aisha Taylor, Bryan Greenberg, Cliff Collins, Common, Derek Watkins, Ed Koalczyk,
Enrique Marciano, Eric Balfour, Eric Olsen, Esthero, Fred Goldring, Harold Perrineau, Hill Harper, John Legend, John Schaech, Kareem Abdul Jabbar, Kate Walsh, Kelly Hu, Maya Rubin, Nick Cannon, Nicole Scherzinger, Sam Page, Sarah Wright,
Scarlett Johannson, Shoshannah Stein, Taryn Manning, Tatyana Ali

0 件のコメント: